お知らせ

International Osteology Symposium に出席いたしました

当院勤務医、日本歯周病学会専門医の諸岡です。4月27日~29日にスペイン・バルセロナで開催されました、International Osteology Symposiumに参加いたしました。

会場入り口にて (Barcelona International Convention Centre)

 

本シンポジウムは、スイスに本部のあるOsteology Foundation (オステオロジー財団)が主催でした。その財団の主旨 “組織再生の科学と実践をつなぐ“ に基づき、歯周病やインプラント周囲炎などによって失った骨や歯肉の再生に関する最新の知見やテクニックを、著名な先生の講演や発表、ハンズオン(実習)などを通して学んで参りました。

 

メイン会場での講演

 

2020年より始まった新型コロナウィルスの感染症の世界的流行の影響で、歯科学会もしばらくの間オンライン開催に限定されておりました。会場に出向かなくとも素晴らしい講演を多く聴講することができましたが、やはり現地の雰囲気を味わい、参加者たちと交流できる会場参加型のほうがより充実いたします。 そのため、今回の学会に出席できて大変光栄でした。

 

本会は、80カ国より2400人が参加しました。日本からいらした先生方にもお目にかかりましたが、歯科界で活躍なさっている先生が多く、皆さま臨床や研究に対する情熱を強く持っており、身の引き締まる思いがしました。

 

会期中には2つのハンズオン(外科の実習)を受講しました。

そのうち1つは全てスペイン語で行われました。私自身スペイン語話者であるため、この機会を楽しみにしておりました。実習を通し、新しい材料や技術を知ることができましたし、バルセロナにて勤務する、私と同じ歯周病学専門の女性の先生と仲良くなり、会期中を通して交流を持てて大変光栄でした。

今回を通して得たことを今後に生かしていきたいです。

会期中に行われた Jubilee Night というパーティにて

 

 

——市内の写真を以下に載せます。

医療に携わる者として、世界遺産にも登録された、サン・パウ病院を訪ねました。(Hospital de Sant Pau)

病院から見えるサグラダ・ファミリア

院内の壁

院内の廊下

2009年まで使用された病棟

バルセロナ市内でも洗練されている、グラシア通り沿いにて (Passeig de Gracia)

四つ木歯科クリニック